日本のオリーブ発祥に地に行く


開催日時
2006年5月28日(日)
開催会場
香川県小豆島 小豆島オリーブ公園
参加者
万里子 幸弘

世界的に食用として、植裁として、景観として愛されている“オリーブ”
このオリーブは、何なんでしょうか?
荒地・乾燥地等にも耐えられ、流線系の何とも言えないかわいい
葉は、表側が黄緑色、裏側が銀色で風でなびくとまた癒される植物のひとつです
一言で、“オリーブ”と言いますが
世界には、約1000種類以上もあると言われています
人間がオリーブとつきあい始めたのは紀元前2300年頃のメソポタミア文明からだそうです
この神秘的な植物の博物館でもあるオリーブ公園に足を運ぶことにしました


小豆島に行くためには、いくつかのコースがあります
その中でも一番メジャーな新岡山港から土庄(とのしょう) 港に渡るルートを選択
まずは、JR岡山駅に8:00到着
さすがのぞみの停車する駅は貫禄があります
我々としては、驚くべき早さでの岡山入りです
ここから、バスで30分ほど行くと新岡山港です


新岡山港にて靴下の履き替えです
これで本州専用靴下から離島専用靴下に履き替え終了です


食事中の方は見ない方がいいでしょう
枝豆や空豆ではありません
チタンテープを貼っているようです


左の小さい舟が、行きに使用する高速艇(片道1400円)
右のフェリーは帰りに使用する(片道850円)


船乗り場周辺にもオリーブの木が象徴されるように植えられています


高速艇の中では客室と運転席がワンフロアーになっている


乗って5分後です

そして・・・


その1分後には、ZZZ・・・


さすがに高速艇は速いです
約40分で土庄港に到着
(ちなみにフェリーは80分かかります)


港には所狭し、までとは言わなくとも多くのオリーブが植えられている
たぶんこの島では、“オリーブ様”といった感じです


ここで小豆島を見ていただきましょう

@
土庄港 この港より入港・出港しました
A
オリビアン ホテル 宿泊しましたホテルです
B
寒霞渓(かんかけい) 1億円の公衆トイレがある
C
金両醤油 ここでしか販売していない醤油屋
D
24のひとみ 映画村 ちょっと寄っただけ
E
小豆島オリーブ公園 ここでオリーブを見学


今回、移動距離があるためやも得ずヴィッツを借りました
二人の旅にはちょうどいい大きさでした
しかし、この島起伏がかなりあり1000ccの車ではしんどい


サルにも会いました


四方指展望台にて
ちょっと寒かったです
寒霞渓のちょっと手前です


取材班の幸弘です
このような場所に立たせていただき光栄です


寒霞渓に到着
ここには、1億円の公衆トイレがありました
トイレ内は音楽が流れ、ゆとりあるトイレでした


寒霞渓には“かわら投げ”という儀式をやらなければなりません
8枚で200円
瓦といっても、直径5cmほどの粘土を焼いたもの
はたして、願いはこの谷底にまで届くのか・・・


寒霞渓にて
取材班は、気持ちちょっと小さめに入っています


島のあちこちで小豆島で仕込まれた醤油を販売していますが
ここ“金両醤油”はなぜか?ここでしか販売しません
親父が頑固なのか、どこか他の販売ルートがあるのか?


ここの醤油屋は、いくつもある建物すべてが文化財に指定されています
もちろん立て替え、改装は、国の許可なしではできません

 
昔、醤油を絞るときに使用していた重し用の石です
そうです
ここ、小豆島は石の産地でもあります
質の良い花崗岩が有り、全国で使われています


小豆島は、いろいろ話題になる物が多いですが
二十四の瞳もまた有名ですね
でも、ここで記念写真を撮っただけでスルーしました
なぜなら、現在13:30
非常にお腹が減っています


近くのソーメン屋にヘッドスライディングしました
ぎりぎり、セーフです
しかし、腹を満たすには、細すぎる・・・


いよいよ、今回の目的でもあるオリーブ公園に到着
オリーブ好きにはたまらないビックなもの、ここにしかない品種
よだれが出てきそうな方もいると思います



このモニュメントは、小高く景色の良い場所に設置されています
オリーブ発祥地です


再来年(2009年)いよいよ、オリーブ100周年記念祭が
県・町・島を上げて大きく開催される予定です

 
オリーブ公園の周辺です


挿し木をして、ビニールポットに鉢上げされたオリーブの子供
あと2年ほどで出荷される


出荷間近のオリーブのお兄さん・お姉さんってところでしょうか


この木が、オリーブ原木だそうです
年数も経つとすごい樹形になります


ここの部長さんでもある“古川さん”
ここでは、オリーブ博士と呼ばれています


大木のオリーブが何本もあるのには圧倒されます


ギリシャのエーゲ海に浮かぶミロス島をイメージして作られた
風車ですが、一度強風にあおられると、誰も止められない
風車となるため、今は回らない風車となっている

 
昭和25年3月15日に昭和天皇がこの地を訪れ
記念樹としてやはりオリーブを植えていきました
さすがにこの木は、剪定できないそうです


簡単にオリーブに種類を見分けてみましょう
左上:ネバジロ(裏が青い)
中央:ミッション(裏が白く平たい)
右下:マンザニロ(縁が丸まっている)
わかるかな?

 
左:オリーブの生け垣
右:このような葉が突然変異でまれにできるそうです
ここではハッピーリーフと呼ばれています


オリーブを見て、何かいいアイデアでも浮かんだのでしょうか?


この枝先に5月末〜6月中旬にかけて白い花が咲きますが
受粉して実が付いたとしても1〜2個
花が落ちたあと、白いじゅうたんができるそうです


第2作目の“オリーブの本”です
内容はかなり濃く、発行部数がそれほど多くないので
ほしい方は、注文される方がいいそうです

 
ホテル オリビアン小豆島(右は、ホテルの庭のようにショートコースが9ホールある)

一言で言って、なかなかいいホテルです
しかし、なかなか来れるところではないように思いました
この島の下には、温泉がたっぷりあるのでもちろんこのホテルも
温泉です

 

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